千宗旦御好み『桃香合』飛来一閑造(共箱) 卸売

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裏千家歴代好物集掲載の作品と同手です。約束通り、蓋には片木目、外は黒漆、内朱、甲には桃の割れ目を金線で入れられ、花と葉が金線で蒔絵されています。【下記文献を参照】 *「片木目」…丸太を裂いた面に出る、自然の線状凸凹面のこと。 作は千宗旦が若いころ好んだことと、門下に初代飛来一閑が居ることから、初代飛来一閑と考えられます。香合裏側に『一閑』の朱銘がございます。 共箱は蓋表に『蒔絵桃香合』として飛来一閑印が捺されています。こちらの印は歴代が大切に使用しています。状態は良好です。 箱の紐が一本欠損しております。 長径6.4㎝ 短径5.3㎝ 高さ3.3㎝ 共箱。 【文献より】 「桃形で、蓋には片木目、外には黒漆で内朱になり、甲に桃の割れ目の一線を金で入れ、花と葉を金線で蒔絵された、やや華やかな香合です。桃の実に花を描き添えるのは常識では考えられませんが、一時に花咲き、実るという便利な桃があり、、云々、、(西王母が帝に奉った桃の話)。わが国でもこの桃のことを詠んだ有名な躬恒(みつね)の歌が残っています。この話を元にして『西王母』という能楽が出来ました。宗旦はもちろん謡曲の嗜みがあり、また東福門院も能楽がお好きであったので、押絵の能画が残っています。このように瑞相のこもる桃香合、これは宗旦の若い時の好みらしく、東福院とも何か関係がありそうに思われます。」 *裏千家歴代好物集より ▢千宗旦(せんのそうたん) 天正6年(1578)~万治元年(1658) 千家三世。祖父千利休。千少庵の子。号~元伯・元叔・咄々斎・咄斎・寒雲・隠翁。侘び茶を完成。千家中興の祖。門下に藤村庸軒・杉木普斎・山田宗徧・三宅亡羊・久須美疎安・松尾宗二・初代飛来一閑・銭屋宗徳がいる。81歳歿。 ▢初代飛来一閑(ひきいっかん) 天正6年(1578)~明歴3年(1657) 一閑張塗師。号~朝雪斎・金剛山人。清巌宗渭に参禅し、茶の湯は千宗旦に師事する。一閑張を創始し、千宗旦がこれを愛用、認められて世に知られるようになる。80歳歿。 【参考文献】 落款花押大辞典 淡交社 裏千家歴代好物集 淡交社*同手掲載 #自分だけの茶道具を持ってみませんか #茶わん屋食堂 #茶道具 #香合 #一閑張 #飛来一閑 #茶道 #漆 #古美術 #茶会 #千利休 #千宗旦 #茶の湯 #千家十職 #江戸初期

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