三栄無線 6550（KT88互換） ULpp 100W x 2 パワーアンプ キット組立品 送料無料でおまけ付きの出品です。当方数年前にヤフオクで落札したもので今まで使ってきました。サブユニットとして使用してきたので運転時間は月に数時間程度で、まだまだ現役で使えると思います。外観はMC-275そっくりでシャーシーはmarantz の茶色というマニア心をくすぐるキットです。当時の三栄無線カタログや雑誌によると本品はタンゴのR型トランスを使用した標準パーツタイプで価格は¥189,000、ボンネット別売で¥7,500とあります。本キットの発売開始は1976年ですが異例の人気で20年以上継続して販売されました。本品の発売年を特定するのは難しいですが使用されている電源コードの表面に1982とプリントされているので1982年以降のものと推定されます。主要パーツは、電源トランス：タンゴMS-380DR出力トランス：タンゴFW-100-5R（2個）チョークコイル：タンゴ1H400真空管：6550 スベトラーナ（ロシア製）４本、12BH7A ユナイテッドエレクトロン（米国製）４本、12AX7 松下（日本製）２本となります。寸法と重量は概略ですが、幅430mm、奥行き300mm、高さ210mm、28kgです。大きな傷や凹みはありませんが出力端子台の一部に欠けがあります。写真の10枚目を参照してください。スピーカーケーブル接続時に注意してください。なお出力端子台に何も表記がありませんが一番下がコモン（）で真ん中が8Ω、一番上が16Ωとなっています。動作は特に問題なく使えています。ハムノイズも気にならないレベルですが大出力真空管アンプなので内部の電圧はDC550Vが印加されてますので電気知識のある方におすすめです。おまけは当時の三栄無線カタログ（写真と回路図40ページと別冊パーツリスト）と無線と実験の1995年8月号、いずれもオリジナル品です。無線と実験には本キットの製作記事（カラーページ1ページと白黒記事8ページ）が掲載され回路図や調整と測定について詳しく書かれていますのでメンテナンスの貴重な資料となります。なお送料は無料ですが、梱包後重量が30kgを超えるので佐川急便ラージサイズ宅配便を利用予定なので匿名配送はできません。